天気が良いので久々に布団を干す事にした
この部屋のベランダは西向きだから、11時の今はまだ太陽の光が当たらない
でも、天気が良いし、風も気持ちよく吹いているから少し早いが洗濯物を干す事にした

 ベランダの柵に敷布団と羽根布団を掛ける
何時もは洗濯バサミで端を挟んで飛ばないようにしているが、今日の風も優しく吹いているから飛び心配は無いだろう
何も付けずにそのまま干した

 時たま、気が付いたかの様に優しく風がそよいで気持ちがいい
季節的にまだ冷たい風だが、俺には十分だ

 布団を干し終えて、ふと、空を見上げてみた
大小さまざまな雲が泳いでいた

 大きな雲、小さな雲、形が歪な雲、丸い雲
色々な雲が風に流されていた

 自然と、俺たち人間と雲は似たいるんじゃないか?と思った

 世界のどこかで生まれて、何処とも分からない場所へ向かってただただ進む
悲しい運命

 でも、ただ一つだけ違うのは、俺たち人間は流れに逆らうことが出来る事
流されるだけではなく、自分で進むべき方向を決めれること
それが、雲と人間が唯一違うところだと俺は思う

 そして、眺めていて、時としてとても気持ちが良くなる所
これは共通の所
 もしかしたら、俺だけかも知れないけど



 静かな日だ
何時もは賑やかな此処も、今は人の息吹さえも聞こえて来そうに無い
ただ、風の音だけ



 今日はいい日になりそうな予感がする
予感だからどうなるかは、分からないけど


 雲と同じ
何時何が起こるかわからない

 これも人間と雲との共通点かも知れない



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